RICOH GR IIIと小倉散歩

RICOH GR IIIと小倉散歩

2024年3月25日

RICOH GR IIIについてですが、FUJIFLM X100VIと入れ替えすることにしました(涙)
本当にギリギリまで悩みました。でも今回手放します。決め手は”購入するためのお金”と書いてしまうとそれまでなのですが、私はよく考えるとX100シリーズとGRシリーズは2年間のサイクルで入れ替えしているので、いつもの流ですね。
ということで、RICOH GR IIIと最後の小倉の街を散歩してみました。

先ずは2024年の正月に火事があった鳥町食道街を撮影。

鳥町食道街_3月 RICOH GRIII

もう重機が入って撤去が始まっているようですが、こうして見るとやはりかなりの範囲で焼けています。普段は建物に隠れてわからなかったのですが、奥のビルまで被害が及んでいるのが確認できます。今回は魚町の中心に近い場所での火災だけに復興が早く進めばいいですね。

近藤会館のビル RICOH GRIII

近藤会館のビル
こちらは1970年4月に建てられたビルですね。窓の形が特徴的で、地上7階・地下1階建の建物になります。
2024年時点で賃料は15万円台だったと思いますが、立地を考えると都心に出店するよりも「コスパが良かったりして」と勝手に妄想しています。現在でも結構テナントは埋まっているようですね。

鴎外橋 RICOH GRIII

続いて鴎外橋から撮影。
先月のバレンタインデーまでイルミネーションが開催されていましたが、今は通常の状態に戻っています。夜は少し寂しくなりましたが、これから花見などのイベントで多くの方がこちらの橋を利用されると思います。そんな鴎外橋で一枚撮影してみました。初めからモノクロで撮影したかったのですが、今回は後からモノクロに編集しています。
この日は朝からどんよりとした天気でしたね。ただ、この橋を渡っている時にようやく日が出てきて、この写真を撮影してみました。
ちょっとRICOH GR IIIの話になりますが、このような瞬間を撮れるのはGRの素晴らしさですよね。この写真が良い悪いは別にしてカメラの起動が最新のスマホ並みなのは本当に素晴らしいです。本当にチャンスを逃さないカメラですね。

リバーウォークと空 RICOH GRIII

北九州市を代表する商業施設リバーウォーク
こちらの建物はNHK北九州さんが入っていますが、真下から撮影するとこのようにアート作品のようなユニークな建物ですね。写真の被写体としてはとても面白い場所なので、私はカメラテストの場所としてよく利用しています。皆さんもぜひ散歩してみてください。

逆光の小倉城 RICOH GRIII

小倉城を撮影
逆光の小倉城をパシャ!
もう少し隠れた方が城の写真としては、良いのかもしれませんが、ここはRICOH GRIIIのテストということで撮影してみました。逆光でも城がしっかり写っています。小倉城の色も嘘っぽくなく、なかなか優秀じゃないですかね。んーRICOH GRIIIいいな。

最後は小倉の常盤橋から
長崎街道、中津街道、秋月街道、唐津街道、門司往還の5つ「小倉の五街道」がこの常盤橋から分かれていたという話があるため”九州の日本橋”と確かNHKのブラタモリで言われていましたね。そんな歴史のある橋からもう一枚撮影。

こちらからは新幹線(上)電車(下)が同時に通るタイミングがあるのでが、今回は時間がなく電車だけの写真です。夜にスローシャッターで撮影すると面白い写真が撮れそうな感じがします。こちらも時間があれば試してみたいですね。

RICOH GRIII リバーウォーク付近で撮影

最後にRICOH GRIIIの話。
RICOH GR IIIは2021年に71,500円で購入しましたが、昨年から高値になっていて非常に驚いています。購入時より高く売れる国内メーカーのデジタルカメラはコロナ禍前までは、EPSON R-D1ぐらいかな?と思ってましたが、ここに来てカメラ業界は「潮目が変わったな」と実感しています。これからどんなカメラが人気にあるのか注視しないといけませんね。

RICOH GR IIIの価格の話はここまでにして、このカメラを2年間使用した感想ですが、スナップカメラとしてRICOH GR IIIは断トツで優秀だと思います。とにかくコンパクトで操作も簡単なのでスマホのステップアップで購入するのもありですね。ただGR IIにあったストロボを無くしてしまった点や外付けのOVFはあるものの、多少ボディが大きくなってもEVFが「やっぱり欲しいな…」と思いました。その方がカメラとしては楽しいですよね。あと明るい場所でモニターが見えにくい場面でもEVFがあれば解消できるので、やっぱりファインダーが恋しいです。まあこれは個人の意見なので、カメラはその人が使いやすいと思えばそれがベスト。RICOH GR IIIのように小型でスナップに特化したカメラはそうそう他社では出てこないので、もし興味がある方はお店で実際に操作してみてくださいね。
RICOH GR IIIについてはまた専用に別の記事にしてまとめたいと思います。

RICOH GR III
2019年 3月15日 発売

RICOH_GR_III

※2024年3月時点で生産が一時中止され現時点で入手が難しいカメラになっており、価格も一時的に高騰しています。今焦って購入するより、しばらく待って購入することを強くお勧めします。また2024年の4月12日よりGR III HDF / GR IIIx HDFが発売されます。